FC2ブログ

ギャラリーしらくら

1988年以来、全国で活躍する作家の手による楽しく実用的な作品を中心に陶磁器、吹きガラス、漆器、竹クラフト、染織品など展示販売しています

2019 竹


2019年6月13日(木)-24日(月)
船橋正則 「竹クラフト」 と 「小鹿田のうつわ」 展

竹山に生え育ち、2-3年を経た真竹、虎竹。
陰干し、油抜きの職人技を施した後、さらに天日干しして使います。
竹を4-5㍍のさまざまな太さのヒゴに割き、数十種類以上の編み技を駆使して
作品を仕上げます。
ヒゴはすべて手に心地よく面取りされ、二枚のヒゴを重ねた作品なども
あります。 数十年以上の使用に耐えるだけでなく、使えば使うほど手に馴染み
美しく飴色に変化する工芸作品です。
竹も、花一本一本の出生と同じです。山での生まれ、育ちにより、固さ、強さ、
粘り、色など、異なります。それぞれの個性を見抜き、一点一点丹念に仕上げます。

しかし、現在はこのような丈夫で美しい実用の竹工芸品は、ほとんど目にし、
使える機会がなくなってしまいました。残念なことですが、あらゆる分野で
手にすぐれた技をもつ職人さんが姿を消しました。
既に自然が失われて久しく、それに拍車をかけずにはおかない社会が
進行しています。それ(自然喪失)と気付くこともないほどに、
今現在の日常生活が当たり前になっています。
便利で使い捨てる日常、自然の循環にのらない人工のモノ(科学物質)に
溢れた「ゆたかさ」の日常。
そうした日常であればこそ、自然、社会、政治に無関心であり続けるのかも知れません。
 いま、ささやかな催しです。
テーブルバスケット、盛り皿、お弁当かご、パンかご、持ち歩いておしゃれな手付き
バスケットなど。 50余点それぞれを手にし、お楽しみください。
「豊かさを知って」 「思い出して」・・・ 竹の声が聞こえるかも知れません。

CIMG8328_convert_20190518210018.jpg (29x24xH13cm)

CIMG8336_convert_20190518214129.jpg (35x20xH9cm)
CIMG8379_convert_20190518215909.jpg (17x17xH11/20cm)


小鹿田のうつわ

大分県の小鹿田(おんた)は、山間渓流に据えられた唐臼(からうす)と
呼ばれる水車が挽く分量の陶土で、量産を戒めた伝統民芸、 「用と美」 の志が
生き、守り続けられています。
それゆえに日常使いのうつわ、食器が中心です。
”皿、鉢、碗” など制作し、飛びカンナ、打ち刷毛目、白化粧などで知られる
技法が特徴で、誰もが、どんな料理、おかず、にも「映える」、と実感するうつわです。
10家族あまりが焼きものを作り続けている村、陶郷は、その全体が無形文化財です。
これらのうつわは、私たちの生活スタイルの急速な変化のなかで、
忘れ去られているようです。
反面、無意識にでも惹かれた焼きものを卓上に乗せ、
そのよさに気が付き、使うことのゆたかさを実感し、
求め続けるようになっている人々もいます。
小鹿田の焼きものはそうした人々の期待に、今なお、応えている、ともいえるでしょう。
(日本の伝統的工芸、その一つ、焼きものの他の産地も状況は同じです)

きっかけがあり、出会えれば幸いです。そのような機会は年々少なくなっています。
機会を求め、関心をもち続ければ、工芸の世界が息を吹き返すかも知れません。
使ってそのよさを発見できるうつわは、あります。
その一つ一つを手にし、楽しんでください。 
忘れかけ、見失った「なにか」。 気付くかも知れません。

CIMG8352_convert_20190518221558.jpg


6月27日(木)-7月1日(月)
染色小田桐工房 「夏の洋服展」


染色小田桐工房の小田桐真由美さんの麻生成り型染めジャケット、
石原美鈴さんのシルク手織ストール、太田早苗さんの綿手描き飾り布(写真)など。
生地は、綿,、絹、麻、ウールなど。ブラウス、ポンチョ、ジャケット、スカート、
パンツ、ワンピースのほか、ストール、バック、帽子、日傘も。

すべての作品は、着やすく、着心地よく、使いやすい手染め、手織りの作品。
長年のご使用にも手洗いで済む本来は当たり前の洋服です。
 いつまでもシャンとした着心地は失われません。
その上、いつでもおしゃれを実感していただけます。

ご自由に試着し、お楽しみください。そして、お選びください。

CIMG8426_convert_20190519085455.jpg


スポンサーサイト

PageTop

「おいしい」について

「おいしい」の一視点

主食の意味 

 普段は意識しませんが、もの そのものの「おいしさ」に気が付くことがありませんか。たとえば、お米の「おいしさ」。パンなら小麦の「おいしさ」。米、麦は、穀物です。穀物は、「種子を食用とする作物で、多くは人類の主食となるもの」(『広辞苑』第五版)とあります。米、麦は、主食です。なぜ主食となるのでしょう。このなぜを考えると「おいしい」にヒントがあるように思います。

 なぜ主食となるのでしょう。必須の滋養分があって、食べ続けられるからではないかと思います。いつ食べても、毎日食べても、飽きずに食べ続けられるからではないか。これが「おいしい」ということではないか・・・。さしあたり、そう述べておきたいと思います。

 そうだとすれば、「おいしい」は、主食の姿であり、物そのものの「おいしさ」は、主食が示唆するものとしてある。このように考えると「おいしい」の意味に重み、広がり、深さを感じます。
 ふだん、私たちは、そういう実感をもつことなく、当たり前に、米、麦を食べています。「おいしさ」が当たり前になっていて、「おいしい」を深く考える必要もない。ですから、その意味が問われても、ハッキリと答えられなくなっているのではないでしょうか。 しかし、食の原点が見失われて久しいとすれば、それでは、立ち戻るべき着地点はどこなのか、どんな視点からならそこが見通せるのか・・・。
 「おいしい」の視点はそこに立ち戻ってみるのに役立つのではないか。つまり当たり前の「おいしい」の記憶を呼び戻そうと言いたいのです。すこし考えてみましょう。

個々の「おいしさ」

 もの にはもの そのものの「おいしさ」があるということは、もの それぞれに固有の味があり、それぞれの味に「おいしさ」があるということです。では、それぞれの「おいしさ」をひっくるめて何と表現しているのでしょう。
「おいしい」と言っているのではないでしょうか。たとえば、米、麦、ダイコン、リンゴ、鯵(アジ)・・・には個々の「おいしさ」があります。どれも「おいしさ」があって「おいしい」といいます。
 個々の「おいしさ」をつらぬいて、共通していることがらを一語で表現したことばがあるのでしょうか。(「おいしさ」を分析し、うまみ成分(共通項)を引き出したり、製品化したりする例はありますが、ここではふれません)。 その前に個々の味、代表的な味を考えてみましょう。

甘い 「おいしさ」 
 
 「甘い」があります。いろいろな食品に甘味が感じ取られるものは確かにあります。だから「おいしい」と。でもすべての食品にあてはまるかは疑問です。
 辛味、酸味、塩辛味、苦味についても同じことが言えるでしょう。また、二味あり三味あり五味があり、複数の味がたとえようもなく「おいしい」というものもあるでしょう。そうなると、個々の「おいしさ」をつらぬいていて、共通していることがらを、「あまい」、「からい」、またはその組み合わせを含ませてどう表現できるでしょうか。できそうにない。

ともかく「おいしい」?

 かといって、なんとも言いようのない「おいしさ」が「おいしい」と、済ませるわけにはいかない。にもかかわらず、米の「おいしさ」、麦の「おいしさ」は?と問われて、「言いようのない「『おいしさ』」と、答え、「そうですね」で終わってしまうことが多いようです。つまり、「ともかく、おいしい」と納得してしまい、判ってしまう。五味も五味の混合も、いわく言い難い味も、いっこうに、肝心な「おいしい」を説明しない、できない。説明の必要も感じない。そこで、そこにあえて押し入って考えてみようというのが実は、ここでのねらいです。
 (さきほど、うま味成分の分析とふれましたが、たとえばイノシンサンなどという視点から厳密に調べようというのではないのです)なお、「おいしい」は、味がよい、という意味なら「旨い」ということばもあります。「おいしい。味がある」とか、「旨い。味がある」とか言います。 美をあてた「美し」もある。「うまし」など論じたら大変です。しかし、大いに想像力をかきたてますが。

個を越えて「おいしい」がある

 「おいしい」の定義は、などど言えば、文化、学問を問われそうです。半端な説明は無責任でしょう。ここでは、「おいしい」をこんなふうに考えたらどうだろうという一視点を述べたかった。それが本意だったのです。回り道をしたようです。
 あらためて、個々の「おいしさ」をつらぬいて、共通していることがらとはなんでしょうか。

 食べ続けられる ということではないでしょうか。 いつ食べても、飽きずに食べ続けられる。 これが、「おいしい」ということだと思います。「おいしい」から食べ続けられる・・・。

「おいしい」の実践 

 さきにも述べたように、食を考えるときこの視点で「おいしい」をとらえてみると、つまりこの視点で「おいしい」をキーワードにしてみたら、より広く、より深く、ということは、より自然に、当たり前に、個々の食品の姿をさぐることができる、確認できる、のではないかと思うのです。 たとえば、食の安全を考えるとき、「おいしい」のものさしをあてる。
 「おいしい」なら安全だというわけです。なぜなら、安全でないものは食べ続けることはできないからです。つまり安全であるということは、当たり前に「おいしい」ということを含みこんでいる。逆に言えば、「おいしい」は安全を含みこんでいるということです。「おいしい」にこうしたコンセンサスが生まれる・・・。そして、そこには実践に向かわせるものがある・・・と、思います。
 「おいしい」ものを食べたい、安全なものを食べたいですね。元気がでます。 希望が湧いてきます。

CIMG1574_convert_20120110175125.jpg 「おいしい」パン。 いつ食べても、毎日食べても、食べ続けられ、飽きない。その実践をこめて焼いています。 「 しらくら の 焼きたてパン 」のペイジをどうぞ。

PageTop

こんな うつわ があったら ・・・・・

 12月4日(木)-9日(火) (終了)  

元気づく おいしいものがたべたいなー

こんなうつわがあったらいいなー
 .和食? 洋食? それとも中華?

おいしい毎日の食事。 こころもからだも元気でいたい。 新鮮で安全な食材。産地は
どこだろう。  だれがどんなふうに育てたり、獲ったりしているんだろう。
スーパーに行けばなんでもある。 売値も競っている。

そうだ、 よく考えてみよう。 毎日の大切な食事を決めている条件があったんだ・・・。
そういったいろいろなこと、そんなことを考えていると、ふと気づく。
第一、おいしいってどんなことだろう・・・と。
それがおいしい食事とどんな関係があるんだろう?・・・。
うつわも、そんな観点から選んでみよう。

これはいい、そんなお皿や鉢があったかなー。
 今日は、
本格的なインドのスパイスカレーにしよう。
しました。
スープにもなり、リゾットやお茶漬けにもおいしいラッサム(下写真)/
薬膳カレーの代表ともいわれているからだにいいカレーとか
サーグ・チキン/ホウレンソウとチキンのカレー(下写真)とか
いろいろ。 (インド料理なら渡辺玲さんの著書など、ご参考にどうぞ)
 たまねぎでもトマトでもホウレンソウでもどれにしようか。 ちょっとこだわろう。
そこで、あれこれ関心をもって用意しました。 冷蔵庫にあるものもある。新鮮な有機野菜もいただいた(写真下)。
いい食材をうまく利用しておいしく食べよう。

食事に合わせてどんなうつわにしようか迷うかもしれません。
 展示作品から このうつわ っといろんな献立を連想してお選びください。
そして、こんな時、食材も、レシピも、うつわも、そしてたとえば、おいしさって何だろう、
などときっと、いろいろ考え、気付くことがあると思います。
 毎日の生活を豊かにするってこういうことかも知れない・・・

新鮮野菜 今日いただいた新鮮な無農薬野菜 (真竹の笊/浅野宗一郎 作)

CIMG2527_convert_20141114205649.jpg  ラッサム (スープカップ/宮内窯 作)

サーグ・チキン サーグ・チキン (手付きカップ/小野寺友子 作) 

カレー森手付鉢 小豆のカレー (赤い手のうつわ/森 正 作)

ダルカレー(工友) ダルカレー(赤絵皿/鈴木工友 作)

カキフライ カキフライ (ミート皿/石原幸二 作)

宮内カレー皿 カレー皿(宮内謙一 作)

 

PageTop

2018年 新年企画 


脱原発  原発社会から降りよう


あたらしい年のうつわ展 (終了)
1月4日 (木)-8日 (月)

全国各地の作家がつくる
「私の今日のうつわ」。

新年のうつわをお選びください

WELCOME
お楽しみにお立ち寄りください

CIMG7119_convert_20171220210040.jpg
猫のWELCOMEサイン (上村祥雄)

CIMG7226_convert_20171220204236.jpg
店内の塩釉花器 (上村新吉)

CIMG7147_convert_20171220093028.jpg
2018年 戌 (栗原敦子)

CIMG7105_convert_20171220084348.jpg
スリップウエア ピッチャー、角鉢 (石原幸二)

CIMG7095_convert_20171220093834.jpg
筒湯呑 (鯉江良二)
CIMG7222_convert_20171220202526.jpg
色絵金彩向付け (佐藤 敏)

CIMG7192_convert_20171220203050.jpg
浄法寺本漆鉢 (岩舘 隆) 備前楕円皿 (永末隆平)

CIMG7091_convert_20171220205720.jpg
色絵皿 (鈴木工友)

CIMG7202_convert_20171220205906.jpg
染付兎絵皿 (小栗正男)






PageTop

常設展示

全国の作家の 「常設展示」
 (日々新たな出会いをお楽しみください)

各地で作陶、制作する50名以上の作品を展示。 お気に入りをお選びください。

蠎怜・繝厄シ胆convert_20120207164125  CIMG0287+-+繧ウ繝斐・_convert_20120208192654 店内作品の一部
(写真)  河島浩三、河島喜信、森 正、佐藤敏、鯉江良二、渡辺均矢、佐藤源三郎、恒岡光興、鈴木又一、村田益規、宮内謙一、加藤洋二、長江重和、中尾郁夫、小栗正男、杉江善次、吉川正道、吉川千香子、船橋正則、小田桐真由美、佐々木好正、大矢正人、冨本泰二、栗原誠、栗原敦子、西端正、西端春奈、五島哲、尾野晋也、森山雅夫、岡崎勉、石原幸二、鈴木工友、高原卓史、石川雅一、荒川尚也、石川昌浩、大山博人、三宅求、横田勝郎、吉村聖吾、斉藤秀僚、藤原啓祐、岩舘隆さんら多数の作品 (以下写真紹介は一部です)


CIMG0306_convert_20120214132326.jpg  CIMG0307_convert_20120214132442.jpg
 湯のみ いろいろ               喫茶コーナーでコーヒー、お抹茶も

1店内
店内作品の一部

CIMG0437+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415132106  CIMG0439+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415132457
焼締め皿(冨本泰二/常滑)     手付き小皿(大矢正人/伊賀)

CIMG0441+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415132605 CIMG0448+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415132700
盛り鉢(尾野晋也/松江)     三島湯のみ(五島 哲/越前)

CIMG0450+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415132744 CIMG0453+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415132830
ビードロ皿(恒岡光興/伊賀)    麦のマグ(中田正隆/砥部)

CIMG0454+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415142112  CIMG0456+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415142155
面取り鉢(石川昌浩/岡山)        イッチン片口(中田正隆/砥部)

CIMG0460+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415142328  CIMG0463+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415142415 
蓋付碗(宮内謙一/江津)刷毛目の皿(西端大備/丹波)右写真:大きな漆椀(藤原啓祐/福島)

CIMG0470+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415142510  宮内小鹿田皿
粉引の鉢(石川雅一/栃木)       トビカンナ皿(坂本浩二/小鹿田)

CIMG0472+-+繧ウ繝斐・_convert_20120415142611
椅子、テーブル、小箱(大野素子/奈良)とトンボ玉アクセサリー(福井由美/東京)



 shi7.jpg
  (JR/下鉄千代田線「亀有駅」北口徒歩3分)
〒125-0061 東京都葛飾区亀有5-38-3 Tel.03-3620-4095

ご来店はこちらにどうぞ。作品は手に取ってご覧いただき、お選びください。在庫はお電話でお確かめください。



PageTop